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手術を伴い、費用も決して安くないインプラント治療は、「なかなか踏み出せない…」という人も多い歯科治療です。そこで、ここでは、世界中で支持されている4大インプラントメーカーのみを使用する川崎の歯医者を厳選。条件に当てはまる歯医者を費用が安い順に紹介します。(2021年3月時点)
2021年3月時点での4大インプラントメーカーは、ストローマン社、ノーベルバイオケア社(ブローネマルク)、ジンマー社(カルシテック)、デンツプライ社(アストラテック)を指します。これらは、10年以上の長期の臨床実績があり、科学的に裏付けられた高品質で信頼性が高いインプラント体を作っています※。
日本のインプラント治療では、患者さんから同意の上で医師の責任のもとインプラントを輸入し、使用することも認められています。そのため、十分な臨床研究がされていない未認可の安い海外製インプラントを利用しているところがあるのも現実です。どのインプラントメーカーも最初はそれほど違いは出ませんが、10年後、15年後と年数が経つにつれて、歯周病のなりやすさや強度などに違いが出てきます。
体内にずっと入れる、決して安くないインプラント体だからこそ、実績のあるインプラントメーカーを選ぶことがおすすめです。
¥352,000~
※CT・フィクスチャー(シンプル)・アバットメント・上部構造物(仮歯/セラミック)のみの費用
インプラント体:5~10年
上部構造:5年
※保証内容は条件により異なります。
川崎ルフロン歯科が所属する徳誠会では、インプラントの年間治療実績がグループ全体で1,231本※(2020年1月~12月)と、このサイトで調査している歯医者の中で、最も多い実績数です。豊富な経験で様々なケースにも臨機応変に対応してくれることに期待ができます。
実績が多い理由の一つとして、4大インプラントメーカーであるアストラテック・ストローマンのインプラント体をリーズナブルに提供していることが考えられます。インプラントには特に力を入れているクリニックです。
日本で導入している歯医者が決して多くない、CTスキャン・マイクロスコープを用いて、より精密な診断と治療を心掛けています。的確な位置にインプラントを埋め込めるため、傷口をできる限り小さくすることができ、術後の腫れや痛みを軽減して、治療期間の短縮にも期待がもてます。
また、インプラント手術は徹底した滅菌対策が施されたインプラント専用のオペ室で実施。パーテーションで仕切られただけの治療室で行う歯医者もありますが、外科手術を伴うインプラント治療だからこそ細菌感染リスクを徹底的に抑えることは重要です。
4大インプラントメーカーの一つ、アストラテックインプラント公認のインストラクターがインプラント治療を担当します。骨が少なく骨増生が必要なケースやインプラントのトラブルを抱えたケースなどの難症例にも積極的に対応。
また、痛みや不安を和らげる静脈内鎮静法という麻酔法も可能です。人工呼吸が必要なく体への負担も少ないので「手術が怖い」といった方におすすめです。
職場の人のおすすめで初めて行ってきました。院内は新しく開院したばかりということもありとてもきれいな上、スタッフの対応も良かったです。後々調べてみると、徳誠会という大きなグループの一つのようで、信頼感があるなと思いました。
治療の途中で手鏡を渡してくれて、一緒に患部を見ながら説明してくれました。今の歯の状態がよくわかり、信頼できる先生だと思いました。治療前にしっかりと説明してもらえるのは嬉しいですね。内装もとてもきれいでした!
¥407,000
※ジルコニアクラウン込み
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きくち歯科クリニックのインプラント治療では、4大メーカーの中でも老舗である「ストローマン社」「ノーベルバイオケア社」の2種類のインプラント材料を採用しています。信頼性が高く長持ちすることはもちろん、多くの歯医者が採用していることから、引っ越しなどで歯医者を変えてもメンテナンスしてもらえる可能性が高いのも魅力の一つです。
きくち歯科クリニックでは、完全個室タイプの特診室と、手術用のオペ室が完備されているのも特徴。歯科用CTやマイクロスコープといった設備も整っています。しっかり検査を行った上でインフォームドコンセントも重視。メリットだけでなく、デメリットや注意点などについても、しっかりと説明をして納得が得られるよう、心掛けています。
平日は夜の8時半まで診療を行っており、仕事帰りなどにも寄りやすいのがうれしいポイントです。また、土日も休まずに診療していて、午後2時まで診てもらえます(祝祭日は休診)。平日の夕方6時以降と土日は混むことも多いようですが、平日の昼間が忙しい人でも通いやすい診療体制といえます。
私は歯科恐怖症でいつも怖がってしまうのですが、すごく優しく対応していただけます。川崎で一番親切で優しい歯医者さんです。全国で一番かもしれません。お世話になっております。
どの先生に当たっても対応が良く、治療も優しく親切です。この歯医者さんで嫌な思いをしたことがありません。今まで予約の関係で他の歯医者さんにも通いましたが、やっぱりこちらが1番良いと思わせてくれる歯医者さんです。周りの知人にもオススメしています。
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山縣歯科医院では、数多くの症例を持っており、世界的に上位シェアを誇っているインプラントシステム「ストローマンインプラント」を採用しています。信頼性や快適性を重視したうえで、ストローマンを選択しているそうです。
山縣歯科医院の院長は、日本補綴(ほてつ)歯科学会専門医(インプラント上部構造等の補綴物を使った治療全般を得意とする歯科医師)。インプラントを含めたすべての補綴物において、その専門性と大学病院勤務の経験を活かした治療を提供しています。
インプラント治療は、虫歯など一般的な治療を行うオープンな診療チェアではなく、専用のオペ室で行われます。衛生的であるだけでなく、周りを気にすることなく治療に専念できることが魅力。
また、患者の身体への負担を軽減するために、日本でも導入している歯医者が少ない「歯科用CT」を使用した、精密なインプラント治療に取り組んでいるのも特徴です。
清潔感もあり、先生の腕もよく、おすすめの歯医者さんです。完全予約制なので、電話してから行くといいですよ。値段も高くはないです。ただ場所が少しわかりづらいかもしれません。
川崎駅北口を出てすぐのビル六階に入っている歯科医院です。かなり新しい機器を備えているので、驚きました。もちろん機械だけでなく、痛みにも配慮してくれる対応の良い先生です。またぜひよろしくお願いいたします。
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ノーベルバイオケア社の「リプレイスセレクトのインプラントシステム」を採用。先細りになっているのが特徴で、より正確な位置に埋入することができ、補綴のバリエーションも揃っています。美しい仕上がりを期待できるのが魅力のインプラントシステムです。
日航ビル歯科室では、インプラント治療をより確実なものにするために、歯科用CT(コンピューター活断撮影器)を導入しています。これを使うことで、骨の質や厚み、形態、高さなどを正確に診断することができ、的確な治療計画、正確性の高い治療につながります。日本でもCTを導入している歯医者は少なくないので、精密な治療に注力している歯医者といえるでしょう。
日航ビル歯科室は、川崎日航ホテルの6階にある歯医者です。川崎駅(中央東口)から歩いて1分、京急川崎駅から歩いて5分の好アクセスな場所にあるため、とても便利。地下ルートを通れば、雨の日でも傘もさすことなくたどり着けます。インプラント治療は何度か通う必要があるので、アクセスの良さは重要なポイントです。
こちらから「ここも気になるのですが...」と言い、綺麗に治療してもらった歯もあるくらい、「過剰な治療はしない/患者の希望次第で」という印象を持ちました。ついでに虫歯チェックと歯磨きの磨き残し箇所も教えて頂き、今後の虫歯予防アドバイスも頂けとても良かったです。近所なのでまた何かあれば通おうと思っています。
クリニック自体は小さいですが、予約制で待ち時間もなくスムーズで丁寧な診察をして頂きました。保険適用の診察と自費での診察の違いも丁寧に説明していただき、素人の私にもとてもわかりやすくこれからの診察スケジュールもイメージしやすかったです。
2023年3月に、インプラント治療を受けたことがある方77名に対して独自にアンケート調査を実施しました。
先生に対する信頼や実績を重視する方が半分以上を占める結果となりました。
80%以上の方々が「非常に満足」「やや満足」と感じていると回答。「歯が綺麗に見えるようになった」「歯の手入れが楽になった」「よく噛めるようになった」と感じている方が多くいらっしゃいました。
インプラント治療には多くのメリットがありますが、他の治療と同様にデメリットもあります。インプラント同様に歯を失った時の選択肢であるブリッジや入れ歯と比較して、どのようなメリットとデメリットがあるのかを解説しています。
噛む力や審美性などのメリットがある一方で、外科手術の負担や治療費の負担、長期となる治療期間などのデメリットが考えられます。このようなメリットとデメリット、そして、入れ歯やブリッジなど他の治療と比較し、総合的に考えて選択しましょう。
インプラント治療を受けようとする場合に大きな障壁となることに、治療費用があります。インプラントは基本的に自由診療のため費用が高額になってしまうからです。しかし、漠然と「仕方がない」と思うのではなく、治療を受ける際には、なぜ高額になっているのかを正しく知る必要があります。
この記事ではインプラント治療費用の相場や、どのようなところにどのくらいの費用がかかっているか、そして、治療費用が高額になる理由なども解説しています。
インプラント治療では健康保険が適用されずに、自由診療として費用は高額になります。ただ、少しでも費用を削減できる方法として、医療費控除という税金が控除される制度があり、これはインプラント治療でも対象となります。
医療費控除とは、毎年1月1日から12月31日までの1年間ごとに、支払った医費の合計が10万円以上となった場合、所定の手続きを行えば、決められた計算式で求められる分の金額が戻ってくるというものです。この記事では医療控除について詳しく解説しています。
インプラント治療は、歯を失った場合の他の選択肢である入れ歯やブリッジなどと比較して、治療期間が長くなってしまいます。それは、顎骨にインプラント体を埋入して、骨との強固な結合(オッセオインテグレーション)を得るために時間がかかるからです。
また、一概に「どれくらいの治療期間」と言うのは難しく、患者さんごとの状況や手術方法、経過などによって違ってきます。この記事では、インプラントの治療期間にはどのような要素が関与しているかを詳しく解説しています。
インプラント治療を受けるためには、外科手術が必ず必要となります。外科手術と聞くと、やはり多くの人は「痛み」について不安になるでしょう。そこで、この記事ではインプラント手術では、どのような痛みがあるのか、手術中や手術後に関して解説します。
また、痛みを抑えるうえで非常に重要な麻酔の種類や、痛みを予防する方法、万が一、痛みが出てしまった場合に和らげる方法なども解説しています。
インプラント治療では、外科手術を伴うために一定のリスクがあります。
リスクとしては、インプラントが定着しない、インプラント周囲炎になってしまう、痛みやしびれが引かない、蓄膿症になってしまった、インプラントの破損や脱落などがあります。この記事ではこれらのリスクを詳しく解説しています。
初めてインプラント治療を受ける際には、さまざまな不安があることでしょう。そのような不安を少しでも軽減できるように、この記事では、インプラント治療がどのような流れで行われるのかを解説しています。
ただ、治療の内容は患者さんごとに違う場合もあり、手術方法なども変わります。今回はインプラント治療として一般的な2回法の手術を実施する場合の具体的な流れについて解説しています。インプラント治療を受ける際の参考にしてください。
インプラントは数年から10年、20年に渡り機能することも可能な人工歯です。しかし、長期間使用を続けるにはメンテナンスが非常に重要になります。メンテナンスには大きく分けて自分でおこなうセルフケアと歯科クリニックで定期的におこなうメディカルケアがあります。
この記事では、これらのメンテナンスの種類についてや、メンテナンス不足によるリスクやメンテナンスの重要性について、詳しく解説しています。
インプラント周囲炎という言葉を聞いたことがあるでしょうか。これは、インプラントを入れている人がなってしまう、歯周病のような症状のことです。歯周病と同様に歯肉の腫れや出血から始まり、歯周ポケットの形成、歯肉の退縮などへと進行していきます。
特徴的なのは、歯周病よりも気が付きにくく、進行も早いこと。放っておくとインプラントの脱落にも繋がります。この記事ではインプラント周囲炎について、詳しく解説しています。
インプラントは非常に長期間機能する人工歯として知られています。実際に初めて歯科インプラント治療を受けた患者さんはなくなるまでの約40年間に渡り機能し続けたと言われています。
この記事では、実際にどれくらいの期間使用できたのかというアンケートをもとに解説。いればとブリッジとの比較も紹介しています。また、インプラントを長く使い続けるためにはどのようなことが必要なのかについても、詳しく解説しています。
インプラント治療前のカウンセリングでは、問診やお口の状態のチェックなどが行われます。これは、現在患者さんがどのような状態にあるのかを把握すること、そして、どのようなアプローチでインプラント治療を進めていくかを考えるためのものです。そのほかにも、既往歴や病気、アレルギーの有無や服用している薬などについてもヒアリングが行なわれます。治療に関する疑問点や不安はこのタイミングで解消しておきましょう。
インプラント治療は外科的手術を伴う治療のため、手術時には麻酔を使用します。使用される麻酔には主に3種類あります。手術する部位の痛みを遮断する局部麻酔、リラックスして施術に臨むことが可能になる笑気麻酔、さらに笑気麻酔よりもリラックス効果が高く点滴でおこなわれる静脈内鎮静法です。通常、全身麻酔はおこなわれません。
インプラント治療で使用する素材はチタンでできており、チタンは金属アレルギーを起こしにくい金属として知られています。歯科インプラントの他にもペースメーカーや人工関節などさまざまな医療器具に使われています。しかし、まれにチタンでも金属アレルギーになる場合があり、注意が必要です。チタンアレルギーの場合には、非金属であるジルコニアインプラントが使用されます。
歯周病を患っている場合は、口の中の状態によってインプラント治療を受けられないことがあります。それは、歯周病菌があるままインプラントを埋入してしまえば、インプラント周囲の組織が炎症を起こしてしまい「インプラント周囲炎」という状態になってしまうからです。これを避けるためには、インプラント治療を実施する前に必ず歯周病を治療しておくことが重要になります。
インプラント治療は多くの方が受けていますが、一部受けられない方もいます。それは、喫煙している、メンテナンスが難しいなどの生活上の問題と外科手術がむずかしい場合に分けられます。しかし、前者の場合には禁煙やメンテンナンス指導、後者では禁忌となる疾患(高血圧や糖尿病など)の改善などで治療が受けられる可能性もあります。また、顎骨が足りない場合も治療が難しいですが、骨を増やす手術で治療可能になるケースもあります。
インプラント治療が受けられる年齢に上限はありませんが、おおむねね18歳以上でないと治療ができません。それ以下の年齢であると、まだ顎の骨が成長途中であるため、インプラント埋入後に位置がずれてしまったり、他の歯に悪影響を及ぼす可能性があるためです。若い人がインプラントをする場合には、必ず顎の成長が止まったことを確認します。また、高齢者の場合には持病などの状況を見てインプラントが可能かを判断します。
大学病院では、治療を行う医療機関であると同時に、病気とその治療に関する研究を行う研究機関であり、さらには医師を育成する教育機関という面があります。一方で歯科医院は、地域のかかりつけ医としての比重が大きくなります。歯が痛くなったら直ぐに診てもらえるという安心感があり、人となりや気心も知れている場合も多いでしょう。治療についてはそのほかにも相違ポイントがありますので、ご紹介していきます。
インプラントは「第2の永久歯」と称される程、天然歯に近い特徴を持っていますが、それでも人間に自然に生えてくる歯とは、いくつか明確な違いがあります。具体的には、歯根膜という歯根を覆っている組織がないことや、インプラントと天然歯、それぞれの周囲にある歯肉線維の違い、天然歯では血液の供給がありますが、インプラントは人工歯のため、それがないことなどがあげられます。
歯科にも矯正や口腔外科など多くの学会があります。インプラント関係では4つの主要な学会がありますので、ご紹介します。まず、日本口腔インプラント学会は、2009年には正会員数が1万人を突破しドイツインプラント学会との学術協定を締結するなど、さまざまな活動を行っています。そのほかにも口腔顎顔面領域のインプラントに関して基礎的・臨床的な研究をする日本顎顔面インプラント学会や、国際的な団体であるICOI(国際口腔インプラント学会)とICOI(国際口腔インプラント学会)があります。
インプラントはさまざまなメーカーによって製造されており、世界中で100種類以上存在し、日本国内では30種類以上が使用されています。これらのインプラントはメーカーごとに規格が異なるため、他社の製品と組み合わせて使用することはほとんどありません。また、同じメーカーのインプラントでも種類や大きさによって規格が異なるため、一概には最良のインプラントとは言えません。この記事では、代表的なインプラントメーカーと製品をご紹介しています。
外科的手術を伴うインプラント治療を行った後は、日常生活におけるさまざまな行動に注意する必要があります。入浴もその一つであり、手術直後の入浴は控えたほうがよいと言われています。しかし、いつまで入浴を控えたほうがいいのかについては術後の経過も人によって違うので、医師と相談しながら決めるようにしましょう。ただし、身体が不衛生な状態はさまざまな観点から望ましくないため注意が必要です。
インプラントは口腔内に外科的処置を行いますので、治療後の食事はしていいのか、どういう制限があるのかなど気になる方は多いのではないでしょうか。多くの歯科医院ではインプラント治療を行った後に食事をすること自体は問題なしと言われています。ただし、担当医によっても若干見解が変わる可能性もあるため、必ず相談してから食事をするようにしましょう。また、手術時には麻酔を使用すると思いますが、この麻酔が切れるまで待った方がよいでしょう。
インプラント手術の直後、身体を動かす運動をするのはNGとされています。これは外科的手術・処置を行った直後であるため、運動することで血行が促進されてしまい、痛みや出血など患部の状態悪化が懸念されるためです。本記事では、インプラント手術後にどのように過ごせばよいのか、何をしてはいけないのかなどを解説しています。
インプラント手術において、大きなリスクとなるのは、糖尿病や骨粗鬆症、貧血や高血圧、抗血栓療法を受けている、ステロイド薬を服用しているなどがありますが、実はそれらと同じく、喫煙もまたインプラントのリスクファクターであると明確に位置付けられています。タバコに含まれるニコチンには末梢の毛細血管を収縮させる作用があるため、インプラント手術後の傷口の治癒に必要な血流が不十分になってしまうなどの現象が起こるからです。本記事ではタバコとインプラントについて解説しています。
インプラント施術を受けた場合、術後の一定期間は飲酒を避ける必要があります。ただし、そのままずっと禁酒しなければならないということはありません。理由としては、インプラントの術後は傷口が腫れやすく、再出血が起こりやすい状態となっています。そこへアルコールを摂取してしまうと、血の巡りが促進されます。そうすると、腫れがより酷くなったり、場合によっては炎症をおこしやすくなる、再出血が起きやすくなるといったリスクが高まってしまうのです。本記事ではインプラントと飲酒・アルコールの関係を解説します。
稀にインプラントを入れることでかみ合わせが悪化してしまうことがあります。原因はさまざまですが、インプラントにはクッションとなる歯根膜がないため、インプラントと天然歯が混在する歯列ではかみ合わせによる過大な荷重がかかってしまうことも原因の一つと言われています。かみ合わせが悪くなると、顎関節症など、さまざまな症状が出ることもあります。本記事ではインプラントとかみ合わせの関係を解説しています。
インプラントは端的に言えば、チタン製の人工歯根をあごの骨に埋め込み、自然の歯に近い強度や噛み心地を実現するという治療方法になります。本記事では、インプラント治療の流れ、インプラントのメリット・デメリット、インプラントのできる年齢やインプラントと天然歯の違い、インプラントの寿命、インプラントのメンテナンスなどの疑問に答えています。
インプラントは機能性や耐久性に優れており、義歯の見た目も自然なのでインプラント治療を選択される方も多いでしょう。しかし人工のものだからこそ破損してしまうこともあります。ただ、破損と言っても人工歯の部分なのか、インプラント自体なのかで対応も違ってきます。本記事ではインプラントの破損についてさまざまな状況の解説をおこなっています。
インプラント治療における手術にはいくつか種類があり、方法によって治療期間や身体への負担が異なります。また、それぞれの手術方法にはメリットとデメリットがありますので、正しく知ったうえで選択するようにしましょう。ここからはインプラント手術の種類について、顎の骨が薄い場合の対処法も含めて紹介します。
インプラントの1回法とは、インプラント埋入手術を1回で終了させることです。2回法ではインプラント体埋入後に歯肉を縫合して数か月後に再切開し、アバットメントと人工歯を装着します。一方で1回法では歯肉の縫合はせずにアバットメントを装着し、オッセオインテグレーション(骨とインプラント体の強固な結合)を待つ方法です。手術が1回で済むので、2回法と比べると治療期間が短縮できるというメリットの一方で、細菌感染などのリスクが高まるデメリットもあります。
インプラントの2回法とは、まず1回目の手術でインプラント体を埋入して、歯肉を縫合し、その後オッセオインテグレーション(骨とインプラント体の強固な結合)を待ってから、アバットメントや人工歯を装着するものです。インプラント手術ではオーソドックスな術式であり、傷口を縫合することで細菌感染などのリスクが減らせます。しかし、一方では近年おこなわれている1回法に比べて、治療期間が長くかかってしまう、手術を2回行うため身体的負担が大きいといったデメリットがあります。
オールオン4とは、無歯顎(むしがく:歯がまったく無い状態)の患者さんに対して、4本のインプラント体を斜めに埋入することで強度を出し、12本の人工歯を持つ上部構造を4本のインプラントで支える治療のことです。安定して噛む事ができ、天然歯と比べてもほぼ同等の咀嚼力があると言われています。手術が1回で済むため身体的負担が軽くなる、埋め込むインプラント本数が少ないため費用が安いといったメリットがあります。しかし、必ずオールオン4ができるというわけではなく、症状によって適応にならないケースもあります。
フラップレスインプラントとは、歯茎を大きく切開することなく、歯茎に最小限の穴を開け、その穴から顎の骨をドリルで切削してインプラントを埋入する方法です。歯茎を大きく切開しないため、手術後の出血や痛みも軽減されて身体的な負担が少なくなります。しかし、一方では切開しないことで術野を目視できないために、より難易度は高くなり、歯科医師により高度な技術と経験が求められます。
抜歯即時インプラントとは、歯根を抜歯してすぐにインプラント体を埋入するという治療法です。抜歯によってできたもともと歯根のあった穴を、インプラント体に合うようにドリルで整えたうえで、インプラントを埋入します。インプラント埋入のために歯茎を切開する必要がないので、身体的負担が軽減されるのがメリット。一方で、虫歯や歯周病がひどいと適応にならない可能性もあります。
即時荷重インプラントとは、インプラント手術を行った当日にアバットメント・仮歯の装着を行う治療法のこと。通常のインプラント手術の場合、歯がない状態で過ごす期間がどうしても生じてしまいますが、即時荷重インプラントの場合は当日中に仮歯の装着までできるので、歯がない状態で生活する必要がありません。接客業に就いている方、人前に立つお仕事の方、大切な用事がある方におすすめです。ただ、どのクリニックでもできるというわけではありませんので注意しましょう。
OAMインプラントとは、基本的にドリルを使用しないインプラント手術のことです。最初のみ直径0.3mmの非常に細いドリルで歯茎に穴を開け、専用の器具を用いて、少しずつ穴を広げていく術式です。この術式では顎の骨が薄く、従来骨造成などが必要とされた方でも、インプラント手術が可能になる可能性があります。また、骨を削らないため身体的な負担も軽減されるでしょう。しかし、手術時間が長くなる、骨が硬い場合には適応とならないなどのデメリットもあります。
ザイゴマインプラントとは、頬骨にインプラント体を埋入するという治療のことです。上顎の骨が極端に少なく、インプラントができないと言われた方でも、こちらの治療法であればインプラントができる可能性があります。骨の移植などが回避でき、手術は1回、手術当日に仮歯装着も可能となっています。一方で、上顎のみインプラントにしか適応できないこと、治療の受けられる歯科クリニックが限られるといったデメリットもあります。
GBRとは、日本語で「骨誘導再生法」と呼ばれる骨造成法のひとつです。骨の足りない部分に骨補填材などを配置して、メンブレンという人工の膜で覆い、骨の再生を促進させる方法です。比較的容易な方法であり、多くの歯科クリニックで実施されています。また、インプラント手術と同時におこなえるケースも多いです。ただ、感染症のリスクや骨が極端に足りない場合は治療期間が長引くなどのデメリットもあります。