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インプラントにも寿命がある!?再手術で気を付けるポイント

日本口腔インプラント学会より公開されている「20年以上経過したインプラント患者のアンケート調査」によれば、インプラントを20年以上使用した人の中で「問題なし」と回答したのは78%という結果があります。

インプラントの寿命や再手術のリスクなどについて紹介していきます。

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インプラントの寿命とは

インプラントの機能が果たせていないときとして、インプラントのぐらつきがある場合が上げられます。

インプラントがぐらついてしまう場合は、寿命の時期を迎えている可能性があります。インプラント周辺の炎症や化膿・骨の吸収などによって、骨と上手く結合できていない可能性があるので、原因を突き止めて取り除く必要があります。

噛むときの痛みが生じる

噛む時に痛みが生じてしまう場合にはインプラントが寿命を迎えている時期といえます。この噛む時の痛みは歯周病菌による痛みや腫れという可能性が高く、再手術する必要が出てきます。

歯の部分(かぶせ物)に破損が生じている

インプラントの上部構造部分の被せものやアパットメントが割れたり傷ついたりしている時は寿命を迎えた時の目安でもあります。割れたり傷ついたりしているのが、上部構造部分であれば取りかえたり修理したりすればまた使えるようになります。

再手術で気をつけるポイント

同じクリニックで問題ないか

様々な原因でインプラントにトラブルが発生してしまった場合、なぜそのような状態になってしまったのかという原因について手術を受けた歯科医院で納得がいくまで説明を受けましょう。その後、十分な説明を行ってくれなかったり誠意を感じられない場合には、転院も検討したほうがいいでしょう。

1回目の手術の時、保証はあったか

インプラント治療を行う際には医院やインプラントメーカーで保証期間が設けられており、この保証期間内であれば再治療での費用が無料になったり比較的費用が安く済む場合があったりします。再手術を受ける前には保証があったかどうかを確認しておきましょう。メーカーや医院によっても保証期間が異なるため、最初の手術を受ける前に保証内容についてもしっかりと確認しておきましょう。

インプラントの素材を確認しよう

インプラントには様々なメーカーがあります。インプラントの製品によって強度や骨との親和性が異なり、インプラント体の質はインプラント体の寿命にもつながっています。インプラント体の質の悪い場合には、インプラントの寿命を短くしてしまう事もあるのです。インプラント治療費用が安い場合には、インプラント体も安価なものを使用している可能性が高いので、手術でどのようなインプラントのメーカーのどのようなインプラント体を埋め込むのかをしっかりと把握することが重要です。

手術の内容を確認しよう

インプラントの状態によって再手術の内容が異なります。脱落や痛みや腫れといった体への不具合によってインプラント本体ごと取り除く必要があることもあれば、インプラントの被せものやアパットメントなどが壊れただけで上部構造部分を交換すれば大丈夫なこともあります。どのような手術が必要になるのかを事前に確認しておきましょう。

インプラントの再手術リスクについて

骨造成が必要になる

インプラントを取り除いた後に再度埋め込もうとした場合、骨量は1回目の時よりも少なくなっていることが多くあります。これは炎症や周囲の骨が吸収されることによって骨量が1回目の時よりも少なくなってしまっていることが多くあります。骨が治っていくのを待って再手術となります。

インプラント周囲炎は歯周病治療から

インプラント周辺が歯周病原菌に感染してしまうと、骨が溶けてしまって再手術が必要になるケースが多くあります。歯周病を改善させないと何度も同じことが起きてしまうため、重度の歯周病治療のように外科的な除菌や骨移植で信仰の食い止めを行ったり、他の歯にも歯周病になっている場合はその歯も同時に治療して病原菌の数をコントロールできるように取り組むことが重要になります。

インプラントの寿命を長くするには

定期健診にしっかり通う

インプラント治療後は、トラブルの発生を防げるように定期的なメンテナンスを受けることが重要です。ブラッシングだけでは十分に汚れを落とすことは難しいため、クリーニングした上でかみ合わせの調節やレントゲン撮影での顎骨のチェック・歯磨き指導なども受けておきましょう。

歯磨きもしっかりする

毎日の歯磨きをしっかりと行っておきましょう。インプラントも通常の被せものと同様に根元に汚れが溜まっていくことが多くなっています。歯ブラシや歯間ブラシといった道具を使用して、丁寧に磨いていきましょう。この時に気を付けておきたいのが、歯ブラシは柔らかめのブラシを使うということです。天然歯と同じくインプラントの上部構造部分も歯ブラシの摩擦で傷ついていくため、硬めのブラシの仕様は避けましょう。使い分けたくない場合は普通の方さのブラシにするのも手です。

かみ合わせを気にする(片方だけで噛み過ぎない)

噛み合わせはインプラントの寿命を左右する要因の一つで、口内環境をはじめとした他の要因と同じく重要なものです。片方だけで噛まないように、日ごろからかみ合わせに気を付けるようにしましょう。

日々のメンテナンスを大切に

インプラントの寿命とは役割が果たせなくなることで、インプラントのぐらつき・脱落・噛む時の痛みなどがあります。再手術をすることで再びインプラントを使えるようになりますが、日々のメンテナンスや定期健診を受けることも長く使う上では大切なことなのでしっかりと続けていきましょう。

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