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気管支喘息の人がインプラント治療を受けるときの注意点

インプラント治療では、持病がある場合特に注意が必要だったり、ときには治療が受けられないことがあります。咳や呼吸困難の発作が起こる気管支喘息もその一つです。気管支喘息の方がインプラント治療を受ける時、どのような注意が必要なのでしょうか。

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参照元:【PDF】「口腔インプラント治療指針2020 検査法・診断からリスクマネジメントまで」|公益社団法人 日本口腔インプラント学会
https://www.shika-implant.org/publication/dl/2020_guide.pdf

気管支喘息はインプラントができない場合がある

発作のコントロールが出来ていない場合は治療延期

気管支喘息は発作が起きると、咳や呼吸困難が起こり、基本的に歯科治療やインプラント手術は中止となります。ですから、インプラント治療を受ける場合には、状態が安定した時期にする必要があります。また、発作が起こりやすい時間なども必ず把握しておきましょう。一般的に発作が多い時期は秋とされていて、次いで春、冬、夏となっています。特に季節の変わり目に多い傾向があります。また、時間帯としては、午前2時から早朝にかけてが多いと言われています。これらは、あくまで一般的な時期と時間帯ですが、これらを参考にして、体調に合わせた治療時期を検討してください。

参照元:【PDF】「口腔インプラント治療指針2020 検査法・診断からリスクマネジメントまで」|公益社団法人 日本口腔インプラント学会
https://www.shika-implant.org/publication/dl/2020_guide.pdf

気管支喘息でもインプラントを受けるには?

病状をコントロールできれば手術

基本的に上記のように状態が悪い時期や時間帯を避ければ気管支喘息でもインプラント手術は可能です。その場合、可能であれば事前に手術室や診察室を下見をさせてもらいましょう。歯科治療には消毒薬など刺激臭のする薬品もあります。人によってはその刺激で発作を起こす場合もあるので、注意が必要です。また、治療中にどれくらいの刺激があるのかを歯科医師に確認しておきましょう。そして、万が一発作が起こったときには、どのような姿勢が楽なのかを申告し、吸入薬も用意しておきましょう。

気管支喘息の主治医との連携

インプラント治療を受ける前に、気管支喘息の主治医に相談することも重要です。喘息と言ってもアトピー型喘息や感染型喘息、薬物誘発型喘息など種類があります。また、アレルゲンも違ってきますので、それらの情報を歯科医師に伝える必要があるのです。特にアスピリン喘息と言われる薬物誘発型喘息では、歯科治療でもよく使用されるNSAIDs(エヌセイズ:非ステロイド性抗炎症薬)、例えばロキソニンなどでも喘息を誘発します。リスクを低減させるためには、主治医との連携が重要です。

そもそも気管支喘息とは?

気管支喘息とは、「気道の慢性炎症・気道の過敏性・気道の狭窄と気流制限」という3つの特徴を持つ病気のことです。つまり、気道が炎症を起こし、過敏になっているため、なにかきっかけがあると気道が狭くなり呼吸が苦しくなってしまうということです。気道では、さまざまな原因により、炎症反応が起こっていて、免疫反応が亢進、そこに喀痰などが詰まってしまいます。そして、よく一般の方は「喘息は息が吸えなくてつらい」と思うようですが、実は喘息発作は「息が吐きづらい」のです。これを呼気性呼吸困難といいます。治療では喘息を長期に管理する薬と、発作を抑える発作治療薬が処方されるのが一般的です。

気管支喘息は事前に相談が必要

気管支喘息の持病を持っている方は、インプラント治療を受ける前に必ず歯科医師や主治医に相談をしてください。「発作が抑えられているから大丈夫」などと思うことは危険です。普段とは違う刺激があり、薬剤も使用するので、思わぬ発作が起こることも考えられます。十分に注意して、必ず事前に相談をしましょう。

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