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矯正歯科は通いやすさから選ぶことがポイント

歯の矯正治療を行う際に、どの歯科医院を選べば良いのかという問題に多くの方が直面することでしょう。矯正治療は比較的治療期間が長くなるため、選ぶ際に重要視すべきポイントは通いやすさだと言えます。ここでは、矯正治療中の通院の目的と必要性、通院間隔、具体的な矯正治療の中身について解説します。矯正治療を行う際の参考としてぜひ一読ください。

矯正治療中の通院の目的と必要性

治療期間が長く矯正治療を行う場合は、事前に治療の目的と必要性をしっかりと認識することが大切です。一旦矯正治療を始めると定期的に通院する必要があることから、途中で投げ出さないように通院の目的と必要性を理解する必要があるのです。

矯正治療中の通院の目的として、以下のものがあげられます。

いずれも重要な目的ですが、最も重要な通院目的は「歯が正しく矯正されているか」の確認です。矯正装置を治療することで、通常は歯が正しい方向に引っ張られて動いていきます。しかし場合によっては全く動かない場合や間違った方向に動く場合もあるので、定期的に確認する必要があるのです。

歯が予定通りに矯正されているか通院のたびに確認し、動きがなければ原因を探りワイヤーやマウスピースなどの調整を行います。

通院の必要性としては、歯の状態の確認があげられます。矯正治療中に虫歯や歯周病、歯肉炎などになると矯正治療に影響を及ぼしかねないので注意が必要です。定期的に通院して診察することでこれらの症状を事前に防ぐことができ、矯正治療を順調に進めることができるようになるのです。

矯正治療の通院間隔は?

矯正治療を行う際に気になるのは、通院間隔です。具体的な感覚は矯正治療ごとに異なるため自分の治療法を確認することが大切です。ここからは、矯正治療法別の通院間隔をそれぞれ紹介します。

ワイヤー矯正

歯にブラケットを取り付けて、ワイヤーを通して歯を動かしていきます。一般的に治療期間は約2~3年となり、通院感覚は1か月に1回程度となります。初めての診察では、歯並びや咬み合わせの視診を受けます。矯正治療に関して疑問点を質問することも可能です。訪れた歯科医院に対して不安がある場合は、複数の歯科医院で診察を受け最も信頼できるところを選んでも良いでしょう。

診察の際は精密検査を受けます。検査結果をもとに歯の状態の説明を受け、さらに矯正治療期間やかかる費用、具体的な治療方法などの説明を受けます。矯正治療が始まると月に1回程度、定期的に通院して診察を受けます。歯の状態に合わせてワイヤーの調整や交換を行います。同時に歯のチェックも行い、必要があれば虫歯などの治療も行います。

2〜3年ほど通院して予定通り矯正できたら、矯正器具を外します。その後「保定装置」と呼ばれる歯を固定する装置を装着して、経過観察を行います。その後は3~6ヶ月に1度程度の割合で通院し、状態をチェックしてもらいます。特に問題が内容であれば、担当医の判断の元で保定装置を外し矯正治療が終了します。

マウスピース矯正

マウスピース矯正は透明なマウスピースを使用するため、目立つことなく治療を進めることができる歯科矯正のひとつです。治療期間は2年程度の方が多いですが、歯の重なりや出っ張りが大きい場合はもう少し期間がかかります。

マウスピース矯正をはじめたばかりの初期の段階では通院頻度は1ヶ月に1回程度となります。マウスピース矯正中の通院では、歯が治療計画どおりに移動しているかどうかの確認を行います。また、定期的に歯の動き方やマウスピースをしっかりと装着できているか確認をします。その後順調に矯正が進めば、医師の判断により2〜3ヶ月に1回程度の通院となります。

定期的に通院することにより、虫歯や歯周病といった歯科矯正以外の症状も早く発見することが可能です。虫歯や歯周病は早期発見できれば、治療もすぐに終わる可能性が高いためインビザライン矯正の治療計画にあまり影響がでることなく進めることができます。しかし矯正状態によっては再度1ヶ月に1回の通院になる場合もあるので注意が必要です。

小児矯正

小児矯正の場合には、大人の矯正治療の流れと異なり治療にかかる期間も異なります。具体的には、1期治療と2期治療の2段階で治療が行われます。2段階の矯正治療が終わると、その後は保定期間が始まります。以下、それぞれの治療の中身について紹介していきます。

「1期治療」

1期治療を行うのは、おおよそ5歳~11歳頃の時期となります。一般的な矯正治療と異なり、比較的軽微な矯正装置を使用して治療を行います。1期治療における通院間隔はおよそ1~2ヶ月に1回が一般的です。 1期治療における通院の目的は、歯列を広げて余裕を作り、歯が並ぶスペースを確保することです、また。上下の顎のバランスを整える目的もあります。

1期治療の際は矯正装置の調整も行います。治療期間はおよそ1〜2年となります。

「2期治療」

2期治療を開始する時期は永久歯が生えそろう12歳以降が一般的です。2期治療は小児矯正における本格的な矯正治療であり、大人の矯正治療と同じくワイヤーの矯正装置を使用します。2期治療の通院間隔は1ヶ月に1回程度の割合です。2期治療ではワイヤーの矯正装置を使用して正常な歯並びを作り、同時に正常な噛み合わせを目指します。矯正が順調に進み抜歯が必要な場合はこの時期に行います。一般的な治療期間は2年程度となります。

「保定期間」

1期治療、2期治療全ての矯正治療を終了したとしても、時間の経過とともに矯正した歯は元の位置に戻ろうとします。そのため、矯正治療後は「保定装置」を装着して歯の動きを固定します。保定装置を装着する期間のことを一般的に「保定期間」と呼びます。この期間は通常2〜3年続き、その間は保定装置を装着します。一般的に保定期間における通院間隔は、3~6ヶ月に1回程度の割合です。

保定装置の装着具合によっては通院期間が伸びる場合もあるので注意が必要です。担当医師の指示通り、正しく装置を装着して日常生活を送ることが大切になります。

通院を続けやすい条件から病院を選ぶ

矯正治療において治療期間を余計に長引かせないためにも、定期的な通院が非常に大切です。上記であげた通院間隔はあくまでも目安であり、歯の動きや諸般の事情により多少前後することは想定しておく必要があるでしょう。

予定通り順調な矯正治療を受けるためには、ストレスなく継続して通院しやすい環境の歯科医院を選ぶことが重要です。ここからは、通院を続けやすい条件ごとに大切なポイントを押さえながら解説していきます。

家や職場から近い

通院を続けやすい条件として、歯科医院が自宅や仕事場から近いところにある点があげられます。どんなに評判の良い歯科医院であったとしても、自宅から遠い場所にあれば自ずと足が遠のいてしまうものです。また仕事によっては帰宅時間が不規則になるケースもあり、仕事場から離れた場所にある歯科医院だと、継続的に通院しにくくなるので注意が必要です。

自宅や職場と近く、かつ同じ方向にある歯科医院で治療を行うことが理想です。そうすれば仕事帰りに歯科医院で治療を受け、そのまま帰宅することができます。時間を節約でき通院にかかる労力を少なくすることができるのでおすすめです。

遅くまで診療している

診療時間が長い歯科医院を選ぶことも、通院を続けやすくなる重要なポイントの一つです。多くの歯科医院の診療終了時間は、18〜19時となっています。しかし中には、20時や21時、さらには24時間診察している歯科医院もあります。

普段仕事が忙しく帰宅が遅くなる方や、練習が遅くまである部活に入っている学生などは、まとまった時間を取ること自体難しいケースもあります。できるだけ遅くまで診療している歯科医院をピックアップして、通院する歯科医院をいずれにするか判断すると良いでしょう。

土日診療がある

矯正治療を受ける方の中には、平日は仕事が忙しくて通院できる時間がない方もいることでしょう。せっかく矯正治療を始めたものの、なかなか通院できなければ心理的なストレスも大きくなり他の医院へ転院を考えざるを得なくため注意が必要です。

歯科医院を選ぶ際は、土日でも診察してもらえる所を選ぶことをおすすめします。歯科医院の中には、土日でも平日と変わらない時間帯に営業している医院は多数あります。自宅や職場との距離との兼ね合いを図りながら、最も通いやすい医院を選ぶことが大切です。

予約がとりやすい

診療の予約が取りやすいかどうかも、歯科医院を選ぶ際には欠かせない条件の一つになります。自分にとってどんなに良い環境にある歯科医院であっても、普段から患者さんが多くなかなか予約が取れないとことであれば定期的な通院自体が困難になります。

また、電話での予約だけでなくwebでも予約可能な医院を選ぶことも大切です。スマホから手軽に予約ができれば余計な時間を取られることもありません。ホームページやソーシャルメディアでの予約を受け付けている歯科医院であれば、比較的予約が取りやすいのでおすすめです。

まとめ

今回の記事では、矯正治療の通院目的や必要性、通院間隔、具体的な矯正治療の中身について紹介しました。矯正治療を行う際に重要なポイントは、定期的に通院しやすいかどうかです。今回の記事を参考に、矯正治療を行う際は自分が最も通いやすい歯科医院を時間をかけて探すことをおすすめします。

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